Trevor Waughさんの作品は、とても、ラフなタッチで好きなので、
ひとにカードをおくるとき、ひっそりコピーしてしまいます。
私は、花がいちばんむずかしいので、ほとんど描かない。いや描けない。
いつも、水曜は、コピーの日と決めているので、今日は、コピーだけ。
最初は、人のをコピーするなんて!
とおもっていたけど、これが、いい勉強になります。
どうしても同じ色がでない。
20年ほどまえに、フランスのルーブルにいったとき、
モナリザであろうがなんであろうが、美大生が前をしっかりじんどり、
堂々とコピーしていたのをおもいだす。
日本では、美術館でのコピー許されてるのかしら?
夕暮れを行くハニー。
はがきサイズなので、小さくてどこにいるのかわからないかも。
船って、どうしても、男の世界って感じがして挑戦してなかった,
20cm X 30cmくらいの絵だとおもう。
はがきのサイズに描いてみる。
Ray Balkwillさんは、水面を、gouacheのブルーで塗るところがとても個性的。
どんな種類の絵の具をどういうふうに使うかは、その人の想像力次第。
絵を描くのに、なんのルールもないわけで。
つい、私は、透明水彩で描きはじめると、終わりまで、一環してそれだけを使わないといけないような気になるけど、そういうことには、こだわる必要はないと教えてくれたのが、彼の絵だった。
トイレの水を流す音、車のエンジンの音、車の方向指示器のおと、
本をめくるときの音、何かをテーブルの上の置くときの音、
服のすれる音、スーパーの買い物袋のジャブジャブという音、、、、もう、何から何まで、補聴器は、キャッチするので、
買ったときは、いらいらして、うけいれられなかった。
ところが、先週から、つけ始めると、
なんと、気持ちがちがう。
おーーー、007みたいやないの!
かなり、ポジテイブにうけいれることができるようになっていた。
このアパートは5階。
アパートの横の道でしゃべっている人の声が聞こえたりして、
なんだか、とんでもない機械を体に埋め込んだ感じで結構楽しい。
じつは、わたし、目も悪ければ、耳も悪い。
今年の春に、補聴器を買っていたけど、1回使っただけで、たんすにしまいこんでしまっていたけれど、ついに、また、ひっぱりだすことになってしまった。
というのは、
聞こえない。
人があーだコーダいってるのに、ほとんど、あーわーふーとかしかきこえない。
これはいかん。
重症。
ということで、左耳に補聴器。
病院でみてもらうと、アベレージだけど、一番したのアベレージ。
視力が落ちていくように、聴力もおちていくんです。
つける薬はありません。
保険がきかない聴力テストの結果が、これ。
どうも、右耳が左の半分くらいしか働いてない。
これは、最近はじまったわけではなく、若いときから、気ずいてはいた。
耳がわるいので、わたしのしゃべる声がおおきいらしい。
大人は、気をつかって、いわないけど、子供は、いう。
おかあさん、そんなおおきな声でしゃべらなくても、聞こえてるよ。
私は、普通にしゃべっているつもりなのだけど。
いつか、レストランで携帯でしゃべっていると、店中のひとがなにごと?
って顔で私を見ているので、あわてて外にでたことも、補聴器を真剣に使わないといかんと思わせるきっかけとなった。
最近は、あまりに、いろんなことが手にとるように聞こえるので、
楽しくてしょうがない。
レストランで、誰か携帯でしゃべっているのとかもよく聞こえて、おかしなきもちになることがある。
そう、なんだかサイボーグのようなかんじ。
もちろん、すべての音をキャッチするけど、それも、また、慣れれば、
なんてことはない。